そうしてまた一緒に作業をすることになった彼らは、まるで何事もなかったかのように過ごし、無事作品が完成して、個展当日。
ビンナやいつもの仲間たち、そしてドヒョクも駆けつけ、教授からもやっといい評価を受けたナビ。
打ち上げの席では、ジェオンを除くみんなが集まり、ビンナカップルやソルジウォンカップルが仲睦まじそうに座っています。
どこか虚しい気持ちに襲われたナビは、1人で再び個展会場へ。
そこには誰もいなくなった会場で、ナビの作品をじっと見つめるジェオンの姿がありました。
“運命なんて信じないけど、これはあまりにも非現実的じゃない?”
お互いの気持ちがすれ違ってきた2人はここでやっとまた巡り合ったのです。
「何しに来たの?本当に嫌いだし、人の心を弄ぶ最低なヤツ!・・・だけど、顔を見たらちょっと安心した。
私のそばから離れないで、どこにも行かずに一緒にいてよ。」
ナビからの予想外の言葉に涙を浮かべるジェオン。
「ナビのこととか、ナビに言いたい言葉を考えるだけで笑顔になっちゃうんだ。」
そうして2人は付き合うことになり、ハッピーエンドを迎えました♡
しかし、漫画では・・・
ドヒョクの民宿で再会するところまではほとんど同じです。
ジェオンはナビに「付き合おう」と切り出し、2人は付き合うことになるのですが、実は自分を拒んだあげく、ソルに自分との関係をバラしたナビに対してのジェオンの”復讐”だったのです。
そしてナビは再びトラウマを抱えて別れることになるのですが、そんなナビを温かく包み込んでくれるのがドヒョクの存在でした。
ドヒョクのいつも真っ直ぐで自分を見つめてくれる思いを、ナビは受け止め、2人はようやく付き合うことになります。
ドヒョクはずっと好きだったナビへの初恋が実ったわけだから、精一杯尽くしているのですが、ここでナビの脳裏にジェオンが浮かび上がるのです。
元彼に続き、ジェオンにまで裏切られた彼女の傷とトラウマはもう彼女自身では制御できなくなっていたのです。
ドヒョクがたまたま別の女性と話しているのを見かけたナビ。
もちろん浮気現場でもなんでもないのです。
それでもナビは、”ドヒョクも浮気しているんじゃないか、またそうやって自分を裏切るつもりじゃないか”という恐怖に襲われ、結局それ以上ドヒョクと一緒にいられなくなってしまいます。
そうしてドヒョクとも別れ、1人強く生きようと決心するナビという結末です。
全然違うでしょ!
原作を読んだ韓国の人たちの中で、ジェオン派よりドヒョク派が多いのがこの結末を知ってわかったような気がします😂